マリオから学んだ人生の教訓

頭でっかちで行動をしてこなかった人間

ブログは人生で2度目の挑戦です。

一度目は続かず、失敗しました。

理由は、デザインとか、どうやったら人に見られるのかとか、
細部を気にしてしまって、なかなか記事を書かなかったからです。

今思えば、まずは読者が読みたい記事を書くべきだったなと思います。

一丁前にテクニックばかり磨いたって、しょうがなかったのです。

完璧主義者の生い立ち

30分ルールとマリオ

僕は完璧主義で失敗することが嫌な性格です。

失敗が嫌なので準備をたくさんします。

これは少年時代から変わりません。

我が家では、ゲームは1日30分というルールでした。

当時はDSでスーパーマリオにハマっていました。

序盤は簡単なので、サクサクとクリアできます。

ただ、3面、4面と先に進んでいくと、
コースが難しくなってきて、一発ではクリアできなくなくなります。

また、1つのコースに3枚あるスターコインを探しながら
プレイしていると30分なんてあっという間に過ぎてしまいます。

難しいコースもコツを掴んできたところで
その日の時間が終わってしまいます。

次の日には、感覚がリセットされてしまい、
クリアできるのは3日で1コースぐらい。

のんびり進めていると学校で置いてかれてしまいます。

攻略本を読み込んで挑む

困った僕は、攻略本を買いました。

攻略本には見開きでコースの写真が載っていました。

このように、クリアに必要な情報が網羅されています。

僕はそれを家にいる間ずっと読んでいました。

朝、学校に行く前
ゲームの時間が終わって晩御飯を食べるまでの時間
寝るまでの時間

本を読む時間は制限がなかったので、
ゲームができない時間はその本を開いて
攻略本の中でマリオをプレイするのです。

そして、ゲームの時間になったら
そのシミュレーション通りに動かして、最短でクリアを目指します。

もちろん、頭のイメージ通りにはマリオを動かせません。

穴に落ちたり、敵にぶつかったりしてやられてしまうけれど、
30分でもだいぶ進むようになりました。

親はそれの何が面白いの？って笑っていました。

お前らが30分って制限するからしょうがないだろ！
と感じた記憶は今でも覚えています（笑）。

シミュレーションという名の逃げ道

過度な準備癖

これが成功体験になった僕は、
準備を入念にするようになりました。

テスト勉強も好きな人に告白する時も
頭の中でシミュレーションをしてから
挑むようになります。

そして、失敗したり自分が思った結果が得られなかったりすると
準備不足だったと反省して、より準備をするようになります。

石橋を叩いて、さらに叩くようになるのです。

大学生ごろになると、下手に賢くなって、
準備の段階で「これは無理だな」
と感じて、そもそも挑戦しないようになります。

石橋を叩いて渡っていたのが、
石橋を叩いて、さらに叩いて、渡らなくなるのです。

ブログの失敗

これが、ブログを失敗した原因です。

完璧に準備してから始めようと思って
手を動かさなかったのです。

ブログを始めた当初
Youtubeや本からとにかく知識を吸収しました。

必要な知識をとにかく学んで、
一発で成功しようと必死になっていました。

今思えば、読む記事もないのに、
デザインが素人っぽいだの
Googleの検索に引っかからないだの
しゃらくせーって話です。

マリオから学ぶ本当の挑戦

攻略本だけではクリアできない

失敗体験から得た学びは
AIは教えてくれない貴重なものです。

がむしゃらにやっておけば良かったなと
今になって後悔しています。

マリオをクリアできたのは攻略本のおかげです。

でも、攻略本を読んだだけではクリアできないのです。

どんなに攻略本を読んでシミュレーションをしても
マリオは空を飛べませんし、
ジャンプは1回しかできません。

敵の動きだって自分の目で見て
避けたり倒したりしないといけません。

最後に手を動かすのは自分自身です。

クリアするには
何回もやられながら、少しずつ進むしかありません。

完璧を求めない挑戦の始まり

資産形成もこのブログも
一度もミスをせずに進めようとは思っていません。

たまに、テクニックばかりを追い求めてしまいそうになるけど
まずは、手を動かすことを忘れないでいたいです。

間違った判断をすることもあるかもしれません。
挫折するようなこともあるかもしれません。

それでも諦めずに継続して
自分の目指すゴールまでプレイしたいと思っています。

小学生の僕がマリオをクリアしたように。

ヒロ

個人投資家/在宅ワーカー

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2000年生まれ。 20代の若年投資家として、お金と健康の両立を目指した資産形成について発信しています。まだまだ勉強中の身ですが、同世代の皆さんと一緒に成長していければと思います！ 「亀のようにゆっくりでも、着実に前に進んでいく」 それが私の投資哲学です。