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基本のキ

【10分でわかる!】複利の超基本!

@okane-koura

20代で投資を始めようとすると必ず出てくる意見があります。

20代は経験にお金を払った方がいい!
歳をとってからお金持ちになっても後悔する!

というものです。

人生の先輩方は、貯蓄や投資をする20代に
ありがたいアドバイスしてくれますが、
投資だって若い頃から始めた方が有利なのです!

20代で資産形成を始める1番のメリット

それが、「複利」の効果を最大限に活かせるということです。

この記事では以下のことが学べます
  • 「複利」について理解できる
  • 20代から資産形成をする強みがわかる
  • 少額でも資産形成を始める意義を知れる

金融知識について興味を持って、学んでいるのは本当にすごいことです!
そもそも勉強しているのが偉いです!

今日から一緒に学んでいきましょう!

人類最大の発明「複利」

複利とは
「元本だけでなく、利子にも利子がつく」
という考え方です。

複利の反対の言葉に「単利」があります。
こちらは元本だけに利子がつきます。

文字だけではわかりにくいと思うので
具体例を挙げて考えてみます。

銀行にお金を預けるとしましょう。

今回は10万円預けます。
これが元本です。

利子は計算しやすいように1年で10%とします。
年利10%ですね。

利子のつき方は、A銀行は単利、B銀行は複利です。

1年目

A銀行、B銀行ともに10万円の元本に対して10%(1万円)の利子がつき、
11万円になります。

2年目

A銀行:元本10万円に対して1万円の利子が加算され、12万円
B銀行:11万円に対して10%(1.1万円)の利子がつき、12.1万円

3年目

A銀行:元本10万円に対して1万円の利子が加算され、13万円
B銀行:12.1万円に対して10%(1.21万円)の利子がつき、13.31万円

少しずつですが、B銀行(複利)の方が大きくなっています。

では10年後、この差はどうなっているでしょうか。

単利はそのまま20万円、複利は約26万円になります。
その差は約6万円

これが15年、20年、30年と時間が経てば経つほど
その差は大きく開いていきます。

複利のあるところにお金を置ければ、
若いというだけで優位に立てます。

これが複利のパワーです。

かの天才物理学者アインシュタインは、
複利を「人類最大の発明」と称しています。

歴史的偉人から見ても複利は
シンプルかつパワフルな仕組みというわけです。

少額から始めよう

年利10%で40年間運用だ!

じゃあ複利があるところに長い時間
お金を置いておけばいいってことか!

こう理解した方は賢いです。

しかし、現代の日本で年利10%もくれる銀行は存在しません。
大手銀行の普通預金の場合、年利0.001%程度。
ネット銀行でも0.01%がやっとです。

せっかく複利があるところに長い時間置けても
利率が低いのであれば、話になりません。

ここで考えなければいけないのが投資という選択肢です。

投資をすれば、銀行よりも高い年利でお金を運用できる可能性があります。

ただ残念ながら、先ほど計算に使った年利10%を目指すのは危険です。
かなりリスクが大きくなるからです。
最悪の場合、元本が減ってしまう、元本割れのリスクがあります。

年利5%なら難しくありません。
投資の世界にある金融商品の中には、
元本が減りにくく、年利5%程のものは割とあります。

もちろん選び出すのは簡単ではありません。
いろんな誘惑がありますから。
一緒に学んで、自分で選べるようになりましょう。

現実的な数字を使って計算してみる

というわけで、ここからは年利5%で考えていきます。

20代が資産形成をするにあたって最大の試練。
それは資金を用意することです。

20代は時間という強力な武器を持っている反面、
投資のための資金を持っていないことが多いです。

僕もそうです。
毎日生きていくだけで精一杯です。

でも、お金がないからといって
投資を諦めるのはもったいない!

少額でもいいから投資を始めるべきです。

より現実感が出るように
今の僕を例にとって話をしてみましょう。

  • 24歳
  • 定年を65歳として、約40年の期間がある
  • 投資の現実的な年利は5%
  • 頑張って投資に使えるお金を毎月5000円用意

この条件で65歳になった時いくらになっているでしょうか。

正解は
元本240万円、増えたお金が523万円で
763万円です。

「今はまだ投資をしなくていいや」
「20年後、余裕が出てから始めれば」

こう考えて、運用期間を半分の20年にすると、
206万円になります。

早くから始めて時間をかけられるということは
それだけで大きな強みになるということです。

ちなみに45歳から始めて、
25歳から始めた人の金額を超えるには
月2万円を投資してやっと822万円です。

45歳の金銭感覚で月2万円は大金なのか端金なのか想像がつきません。

でも65歳の時に800万円あって安心できるかと言われると
答えはNOです。

老後を安心して過ごすにはもっと大きなお金を用意しないといけません。
そのためには月々のお金を増やすしかありません。

ここで年利を上げようとする考えは危険です。
年利高=リスク大

そして、その用意するお金は
早く始めれば始めるほど小さくて済むのです。

月5000円でも厳しいって人がいるかもしれません。
月1000円でもいいです。月100円でもいいです。

始めながら勉強をして月々回せるお金を増やしていけばいいのです。

どんなことも1から学ぶときは大変です。

投資ってなんだろう。複利ってなんだろう。
何に投資すれば年利5%になるの?

でも、勉強をして100円から始めて、
100円を1000円
1000円を5000円
5000円を1万円にしていくことは簡単です。

設定をいじっていくだけですから。

一緒に正しい知識をつけて行って
少額から始めていきましょう!

おわりに

今回は複利について学びました。

複利のあるところに
長い時間お金を置くことができれば
大きくお金を増やせることを理解できたでしょうか。

20代は投資を始めるのにピッタリな年齢です。

それは、時間という大きな武器を持っているから。
少額からでも大きな資産を築けるポテンシャルがあります。

改めて、金融知識について興味を持って、
学んでいるのは本当にすごいことです!
そもそも勉強しているのが偉い!

これからも一緒に学んでいきましょう!

ABOUT ME
ヒロ
ヒロ
個人投資家/在宅ワーカー
2000年生まれ。 20代の若年投資家として、お金と健康の両立を目指した資産形成について発信しています。まだまだ勉強中の身ですが、同世代の皆さんと一緒に成長していければと思います! 「亀のようにゆっくりでも、着実に前に進んでいく」 それが私の投資哲学です。
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